コラム

Column

2026.8.14

実家の空き家は台風前に見回りを|確認しておきたい場所と備え

台風が近づいているときは、実家の空き家をできれば台風が来る前に一度確認しておきましょう。

特に重要なのは、屋根や窓などの建物だけでなく、強風で飛ばされそうな物や倒れそうな木がないかを確認し、事前に片付けたり固定したりすることです。

台風が来てからでは対応できないこともあるため、天候が悪化する前の早めの確認が安心につながります。

INDEX

[目次]

台風前にまず確認したい場所

すべてを細かく点検する必要はありません。まずは家の外を一周して、強風や大雨で問題になりそうな場所を確認しましょう。

確認する場所

台風前に見るポイント

屋根

瓦や屋根材のズレ・浮き・破損

雨樋

外れ・詰まり・破損

窓・雨戸

ガラスの破損、雨戸の開閉・固定

外壁

剥がれ・ひび割れ

庭木

枯れ枝、折れそうな枝、倒木のおそれ

物置・フェンス

傾き、固定状態

庭・敷地

飛ばされそうな物、排水口の詰まり

ベランダ等

植木鉢や置物などの飛散物

特に注意したいのが、普段は問題なく置いてある物です。

植木鉢、バケツ、ホース、ゴミ箱、園芸用品なども、強風では飛ばされる可能性があります。

「飛ばされそうなもの」は台風前に片付ける

台風前の見回りで最も大切なのが、飛散物への対策です。

たとえば、

  • 植木鉢

  • ゴミ箱

  • 園芸用品

  • バケツ

  • 物干し竿

  • 自転車

  • 庭に置いた物置用品

  • 軽いプラスチック製品

などは、可能であれば屋内や風の当たりにくい場所へ移動します。

動かせないものは、必要に応じてしっかり固定します。

「こんなものまで飛ぶの?」と思うような物でも、強風によって飛ばされれば、窓ガラスを割ったり、近隣の住宅や道路に被害を与えたりする可能性があります。

庭木や枝も要チェック

空き家では、庭木の管理が十分にできていないケースもあります。

台風前には、

  • 枯れている枝

  • 折れかかっている枝

  • 大きく伸びた枝

  • 傾いている木

などがないか確認しましょう。

特に道路や隣家に近い庭木は注意が必要です。

すでに倒れかかっている木や大きな枝など、危険を感じる場合は、無理に自分で切ろうとせず、剪定業者などに相談しましょう。

屋根や雨樋に異常があったら?

台風前に屋根の瓦がずれていたり、屋根材が浮いていたりすることに気付いた場合は、できるだけ早めに専門業者へ相談しましょう。

台風が近づいてから慌てて屋根に上るのは危険です。

自分で屋根に上って修理するのは避け、地上から確認できる範囲で異常を確認するようにしましょう。

雨樋についても、外れかけている部分がないか確認しておくと安心です。

大雨に備えて「排水」も確認

台風では強風だけでなく、大雨による被害にも注意が必要です。

敷地内の排水口や側溝などに、

  • 落ち葉

  • 枯れ枝

  • ゴミ

などが詰まっていないか確認しておきましょう。

排水がうまくできないと、敷地内に雨水が溜まりやすくなります。

また、よくあるのがベランダの排水溝が詰まっており、バルコニーの防水が切れているところからの雨漏りです。

防水は濡れていると劣化が早まるので、強風が吹くと予想される時は優先してチェックしたいポイントです。

台風前の見回りは「被害を探す」のではなく「被害を作らない」

台風後の見回りでは「何が壊れたか」を確認します。

一方、台風前の見回りでは、

「何が飛ぶか」
「何が倒れるか」
「どこから雨水が入るか」

という視点で確認することが大切です。

台風が来る前にできることは、意外とあります。

台風前にできること

対応

飛ばされそうな物

屋内・安全な場所へ移動

植木鉢など

片付ける・固定する

枯れ枝

必要に応じて剪定

雨樋

詰まり・外れを確認

排水口

ゴミや落ち葉を除去

屋根の異常

専門業者へ相談

雨戸・窓

閉められる状態か確認

「あそこも見ておけばよかった」「もう少し片づけておけばよかった」と、台風が上陸した時に不安を感じるとかなりのストレスになります。

不安を消すために事前の準備を行いましょう。

遠方に住んでいて、台風前に実家を見に行けない場合

実家が遠方にあると、

「台風が来るたびに実家まで確認に行くのは難しい」

ということもあります。

しかし、空き家は普段人が住んでいないため、台風前のちょっとした確認ができないことが、そのまま被害につながることがあります。

家族に確認をお願いしたり、近くの管理会社や空き家管理サービスに依頼したりする方法もあります。

特に、台風の進路に入ることが分かった時点で慌てて対応するのではなく、普段から定期的に空き家の状態を確認しておくと、台風前にも異常に気付きやすくなります。

台風前の見回りは早めに

台風が近づいてからでは、強風や大雨で外に出ること自体が危険になる場合があります。

「台風が来るかもしれない」と思った段階で、天候が落ち着いているうちに確認しておくことが大切です。

そして、台風が過ぎた後には改めて、

「壊れたところはないか」
「次の強風で飛ばされそうなものはないか」

を確認します。

台風前と台風後、2回の見回りをセットで考えることで、空き家の被害を早期に発見し、二次被害の防止にもつながります。

台風前の空き家の確認が難しいなら

遠方に住んでいる、仕事が忙しいなどの理由で、実家の空き家を自分で見に行くのが難しい方もいます。

そんな時は990円(税込)で利用できるアキパトをご利用ください。

空き家の管理に留まらず、普段から空き家の状態を把握しておけば、台風が近づいたときにも「いつもと違うところ」を確認しやすくなります。

台風が来てから慌てて対応するのではなく、来る前にできることを済ませておく。

実家の空き家を守るためには、台風前の早めの見回りが大切です。

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