コラム
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2026.8.15
空き家・空き地の草刈りは高刈りでもいい?|メリットと注意点を解説
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[目次]
高刈りとは、草を地面近くまで短く刈り込まず、ある程度の高さを残して刈る方法です。
一般的な草刈りと比べると、こんな違いがあります。
一般的な低刈り | 高刈り | |
|---|---|---|
刈る高さ | 短く刈る | 草をある程度残す |
見た目 | すっきりする | 少し草が残る |
作業量 | 多くなりやすい | 抑えやすい |
草への負担 | 大きい | 比較的小さい |
向いている管理 | きれいに見せたい場所 | 最低限の管理をしたい場所 |
高刈りは、「草を完全になくす」のではなく、伸びすぎた草を抑えて管理するという考え方です。
高刈りを理解するうえで知っておきたいのが、植物の「成長点」です。
植物は、どこを刈っても同じように再生するわけではありません。植物の種類によって、成長に重要な部分である成長点の位置が異なります。
特に分かりやすいのが、イネ科植物と広葉雑草の違いです。
イネ科植物 | 広葉雑草など | |
|---|---|---|
成長点 | 比較的低い位置にあるものが多い | 茎の先端など、比較的高い位置にあるものが多い |
上部を刈った場合 | 再生しやすい | 成長点を失い、再生しにくくなる場合がある |
高刈りとの相性 | 残りやすい | 抑えられる場合がある |
そのため、地面すれすれまで一律に刈るのではなく、ある程度の高さで刈ることで、植物による成長点の位置の違いを利用した管理ができます。

例えば、イネ科植物は比較的低い位置に成長点を持つため、上部を刈っても再生しやすい一方、成長点が上部にある広葉雑草などは、刈り取られることで生育が抑えられる場合があります。
もちろん、すべての植物がこの通りになるわけではありません。植物の種類や生育段階によって成長点の位置や再生力は異なります。
それでも、「全部の草を同じように短く刈る」のではなく、草の性質を利用して管理するというのが、高刈りの考え方の一つです。
空き家・空き地では、必ずしも地面が見えるまできれいにする必要はありません。
伸びすぎた雑草を抑えながら、できるだけ管理の手間を減らす。
その方法の一つとして、高刈りを検討する価値があります。
空き地の管理では、高刈りが役立つことがあります。
毎回地面近くまで刈るよりも、作業の負担を抑えやすくなります。
特に面積の大きな空き地では、「毎回完璧に刈る」こと自体が大きな負担になります。
草を極端に短く刈ると、地面が見える状態になります。
高刈りならある程度草が残るため、土地の状態によっては土がむき出しになるのを抑えられます。
空き地の場合、重要なのは必ずしも芝生のようにきれいにすることではありません。
道路や隣地にはみ出すほど雑草を伸ばさないことや、管理されている状態を維持することが目的なら、高刈りという選択肢があります。
ここは注意が必要です。
高刈りにすれば、必ず草刈りの回数を減らせるとは限りません。
また、隣地・道路への影響が出ている場合には、まずしっかり刈り込んだほうがよいケースもあります。
例えば、
道路にはみ出している
隣地に草が侵入している
虫などの問題が発生している
といった状態なら、単純に「高刈りにすればいい」とは考えないほうがよいでしょう。
空き家や空き地の管理では、利用している庭とは少し考え方が違います。
誰も使っていない土地を、毎回きれいな状態に維持する必要があるとは限りません。
むしろ、
「伸びすぎる前に確認する」
「必要なときだけ草刈りする」
という管理のほうが、現実的な場合があります。
そのため、
草刈り=地面が見えるまで刈る
ではなく、
土地の状態に合わせて、どこまで刈るかを決める
という考え方がおすすめです。
相続した空き家や空き地などが遠方にある場合、毎回自分で草刈りをするのは大変です。
そこで、「見回り」と「草刈り」を分ける方法があります。
定期的に土地の状態を確認して、
まだ問題なし → そのまま
少し伸びてきた → 高刈りなどで対応
かなり伸びた → しっかり草刈り
周辺に影響が出ている → 早めに対応
というように、その時の状態に合わせて判断します。
アキパトでは、空き家・空き地の外観確認や不法投棄のチェックなど、最低限の見守りを月額990円(税込)で行っています。
「毎月草刈りをするほどではないけれど、雑草が伸びすぎていないか確認してほしい」という使い方にも向いています。
必要になった場合には、草刈りなどのオプションサービスを利用することもできます。
空き地の草刈りは、「毎回きれいにする」よりも「放置しない」ことが大切です。
高刈りも含め、その土地の状態に合った方法で、無理なく管理していきましょう。
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